2010年1月10日日曜日

自宅にJavaの開発環境を導入する

自宅でJava6(JDK1.6)の開発環境を整える手順について説明します。


インストールするアプリケーションは以下の3つです。
※2010年1月時点での最新バージョンになります。
JDK 1.6.0.17
Eclipse 3.5.1 20090920-1017 (galileo-SR1)
Tomcat 6.0.20

■JDKのインストール

以下のURLからJDK1.6 SEをダウンロードします。
http://java.sun.com/javase/downloads/

標準の設定でインストールを行います。
ただし、インストール先は短いパス(例:c:\java\jdk1.6.0_17)に変更したほうが設定が容易です。
※以下の例ではc:\java以下にすべてのアプリをインストールします。

環境変数を設定します。
コントロールパネルのパフォーマンスとメンテナンス>システムを開きます。
詳細設定タブを開き、環境変数ボタンを押します。
新規ボタンを押しJAVA_HOME変数を追加します。

変数名:JAVA_HOME
変数値:C:\Java\jdk1.6.0_17
※変数値はJDKのインストール先にあわせて変更します。
※jdk1.6.0_17の部分はインストールしたバージョンによって異なります。

同様にPATH変数を追加します。
変数名:PATH
変数値:%JAVA_HOME%\bin;%PATH%

OKをクリックして閉じます。

■Eclipseのインストール

以下のURLからEclipse IDE for Java EE Developersをダウンロードします。
http://www.eclipse.org/downloads/
ファイルをインストール先(例:c:\java\eclipse)に解凍します。

■Tomcatのインストール
以下のURLからTomcat Windows Service Installerをダウンロードします。

http://tomcat.apache.org/download-60.cgi

ファイルを実行し標準の設定でインストールします。

■Eclipseの起動と設定
Eclipseのインストール先にあるeclipse.exeを起動します。
最初にワークスペースの保存先を問われるので、適当なフォルダを選択しOKをクリックします。

設定画面を開きTomcatの設定を行います。
メニューのWindow>Preferencesを開きます。
ツリーからServer>Runtime Enviromentsを選択します。
Addボタンを押し、Apache Tomcat v6.0を選択してNextボタンをクリックします。
Tomcat installation directory にTomcatのインストール先を入力します。
Finishボタン、OKボタンを押して画面を閉じます。

■プロジェクトの作成と実行
メニューからFile>New>Projectを押します。
ツリーからWeb>Dynamic Web Projectを選択しNextを押します。
Project nameにプロジェクト名を入力します。
Finishを押し画面を閉じます。
初回はOpen Associated Perspective?のダイアログが表示されますがNoを押します。

プロジェクトが表示されたらWebContentを右クリックしNew>Otherを押します。
Web>JSPを選択しNextをクリックします。
ファイル名にindex.jspと入力し、Finishを押します。
JSPの画面が表示されたら<body>と</body>の間にHello World.と以下のように入力します。

<body>

Hello World.
</body>


Ctrl+Sで保存します。

プロジェクトをTomcat上で実行します。
struts2_sampleを右クリックし、Run As>Run on Serverをクリックします。
Tomcat v6.0 Serverが選択されていることを確認し、Finishをクリックします。
Eclipse内のブラウザでHello world.と表示されれば成功です。

Tomcatが起動している間は、Internet Explorer等のブラウザでも結果を確認することができます。
その場合は、以下のアドレスにアクセスします。
http://localhost:8080/struts2_sample/

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